【HSPの人事が解説!】HSSの適職に共通する特徴4つと仕事の探し方

HSSの適職に共通する4つの特徴と仕事を探すコツのアイキャッチ HSSの仕事
この記事で解決できる悩みや疑問

「HSSの適職って何?」

「HSSの長所を生かせる仕事を探したい」

この記事では、HSSの長所を生かせる適職仕事の探し方をお伝えしています。

ななせ
ななせ

私もHSS型HSPです。人事や転職エージェントとして働き、多くのHSPとHSSの仕事関係のサポートをしてきました。

好奇心旺盛でアクティブなのに疲れやすくてストレスをためやすいHSS。

HSSは刺激を求めるので同じことを繰り返す単調な仕事を苦手とする傾向があります。

そんなHSSは仕事探しに苦労するケースが多いです。

そこで、今回はHSSの仕事探しに役立つ適職の特徴4つと探し方のコツをご紹介していきます。

HSS型HSPの特徴

白いスニーカーを履いている

感受性が強く繊細なHSPの3割は、自ら刺激を求めるHSS型HSPです。

HSPは刺激を受けることを好みません。

一方でHSSは好奇心旺盛で自分から刺激を求めて行動します。

しかし、HSSはHSPの「刺激に敏感で繊細」という特徴を持っているので、とても疲れやストレスを感じやすいです。

ななせ
ななせ

私もHSSですが、刺激を受けると疲れると分かっていても、気になることがあれば行動してしまいます。

適職を見つけるためにHSS型HSPの強みを知る

好奇心旺盛でアクティブなのに疲れやすくて繊細なHSS。

HSSの特性に悩みを抱えることも多いです。

しかし、HSPの特徴とHSSの行動力を持っているHSSには長所がたくさんあります。

適職を探すために、まずHSSの長所を知ることから始めましょう

HSS型HSPの長所
  • 好奇心が旺盛
  • アクティブに行動できる
  • 目的のためであれば人と積極的に関われる
  • 人の気持ちや境遇に共感することができる

また、HSSの特徴とHSSと上手く付き合う方法をこちらの記事で詳しくお伝えしています。

HSSの特性で悩みや矛盾を抱えている場合は、是非参考にしてみてください。

HSS型HSPの適職に共通する特徴4つ

HSSの適職に共通する特徴は以下の4つです。

  • 仕事内容に変化がある
  • 働く環境が変わる
  • アイデアを活かせる
  • 自分のペースで仕事ができる

それでは、上から順に説明していきますね。

仕事内容に変化がある

HSSに向いている仕事
  • イベント企画運営
  • 営業(ルート営業以外)
  • 雑誌・ファッション関係(流行の影響を受ける仕事)

HSSは刺激を求めるので、同じことを繰り返す単調な仕事は向いていません。

業務内容に変化がある仕事がおすすめです。

働く環境が変わる

HSSに向いている仕事
  • 異動がある職場
  • プロジェクト単位でメンバーが変わる仕事
  • 様々なクライアントと関わることができる仕事

HSSにとって新しい場所や人と関わることが刺激になります。

そのため、定期的に職場やクライアントが変わる仕事が適しています。

アイデアを生かせる

HSSに向いている仕事
  • 商品企画
  • デザイナー
  • イラストレーター
  • 編集関係
  • 写真家

HSSは好奇心が強いので、自分のアイデアを持っている人が多いです。

また、行動力があるので、自分で出したアイデアを形にすることもできます。

そのため、アイデアを生かせるクリエイター要素のある仕事がおすすめです。

自分のペースで仕事ができる

HSSに向いている仕事
  • フリーランス、派遣社員
  • ライター、イラストレーター(一人もしくは少人数で進める仕事)

HSSは行動力がある一方で、刺激に敏感なので非常に疲れやすいです。

人一倍疲れやすいので、しっかりと休む時間を取らなければいけません。

そのため、アクティブに動く時間と、休む時間を調整しやすい仕事が適しています。

HSSに向いていない仕事

HSSに向いていない仕事
  • データ入力や工場ライン作業などの単調な仕事
  • ルート営業
  • 細かいマニュアルに沿って正確に作業する仕事
  • 業務量が非常に多い仕事

HSSは刺激を求めるので、単調な仕事やルート営業のように同じお客さんに同じ商品を売り続ける仕事は適職ではありません。

また、HSSは刺激に敏感で疲れやすいので、しっかりと休む時間が必要です。

そのため、業務量が非常に多くて休憩が取れない仕事は、心身のバランスを崩しやすいので避けるようにしましょう。

HSSの長所を生かす適職の探し方

双眼鏡

HSSはたくさんの長所がたくさんあります。

しかし、HSSは全員同じ特徴が出る訳ではありません。

人によってHSSの特徴は現れ方が異なります

あなた自身のHSSとしての長所を把握してから仕事探しを始めましょう。

HSSの仕事を探す手順
  1. あなたのHSSとしての強み弱みを把握する
  2. 強みを生かせる仕事をピックアップする
  3. 求人をたくさんみて希望条件を決める
  4. 転職エージェントに相談する

あなたのHSSとしての強み弱みを把握する

転職活動したいな!早速、求人探して応募だ!

ななせ
ななせ

ちょっと待って!自分の長所を知らないで転職活動しても上手くいかないケースが多いです。まずは自分の長所を理解しましょう!

HSSは行動力があるので、気になることがあればすぐ行動することができます。

しかし、転職活動は闇雲に始めても結果的に上手くいかないことが多いです。

そのため、まずはしっかり自分の強み弱みを把握するようにしましょう。

強み弱みを理解するおすすめの方法
  1. 強みと弱みを書き出す
  2. 弱みを強みに変えられないか考える
  3. 強みに書き足す
ななせ
ななせ

この時点ではざっくりと強み弱みが把握できていれば問題ありません。

強みを生かせる仕事をピックアップする

長所(強み)が把握できたら、長所が生かせそうな仕事を探しましょう。

また、HSSは興味関心があることに熱中できるので、少しでも気になる仕事があればピックアップしてみてください。

この仕事は興味あるけど、自分には難しそう…。

ななせ
ななせ

そんな仕事も是非ピックアップしてみてください!最初から興味ある仕事を候補から消さない方がいいですよ。

HSSは興味あることへの行動力が強みです。

興味がある仕事は少しでも多くピックアップしておくことで、視野が広がるので転職活動に良い影響を与えますよ。

求人をたくさんみて希望条件を決める

自分の市場価値は低いだろうから、最初から希望条件は低めで探そう。

ななせ
ななせ

最初から低い希望条件で求人を探すと、良い求人と巡り合うチャンスが減るかもしれませんよ!

HSSは自己肯定感が低い人が多いので、転職市場の相場よりも低い希望条件で仕事を探すケースがあります。

良い条件の求人に巡り合える可能性があるのに、最初からチャンスを逃すなんて非常にもったいない…。

ななせ
ななせ

自己肯定感が低い傾向にあるHSSは希望条件高めに設定しつつ、転職市場の相場を探る方法がおすすめです。

まずは、あなたの希望条件を出しましょう

求める生活レベルや職場環境など、あなたの希望を出してください。

先ほどピックアップした仕事を元に、たくさん求人をみてみましょう

求人を見ていると以下のような共通点を見つけることができます。

  • 年収●万円で■職を希望する場合、◯年以上◆経験を求める求人が多い
  • 未経験で■職を希望する場合、別業務の★経験を求められることが多い

求人の共通点から市場の労働条件の相場を掴みましょう。

そして、転職市場の相場とあなたの希望条件をすり合わせて仕事探しをする際の希望条件を決めてください。

このとき、希望条件はざっくりと決めるだけでもOKです。

ななせ
ななせ

転職市場を踏まえた希望条件を持っていると納得感のある転職活動になりやすいです。転職活動中に希望条件はブラッシュアップしていきましょう。

要注意

労働条件が良すぎる場合は、業務量が非常に多い、人の入れ替わりが多いなど、問題を抱える職場の可能性があります。

ブラック企業の場合は、口コミに記載されていることがあるので確認するようにしましょう。

転職エージェントに相談する

よし!求人に応募しよう!

ななせ
ななせ

転職活動を始めたら、転職エージェントに相談してみてください。転職に関して色々とアドバイスしてもらうことができます。

転職エージェントは、数多くの転職をサポートしてきたプロです。

転職エージェントの利用は完全無料です。

転職市場を理解しているエージェントの視点があれば、転職活動は上手くいきやすいです。

転職エージェントを上手く活用するコツは、複数の転職エージェントに相談することです。

複数エージェントに相談するメリット
  • エージェントによって得意な分野が違う
  • 独占案件を持っている可能性がある
  • エージェント担当者との相性がある
  • 優秀な担当者が付くと、求人を作り出してもらえる可能性がある
ななせ
ななせ

人事決済者と強いパイプを持つエージェントの場合、企業側にニーズがあれば、新たに求人を作り出すこともあります。

無料で活用できてメリットもあるので、是非転職エージェントに相談してみてください。

HSSの長所を生かせる適職を探そう

この記事では、HSPの適職と仕事の探し方についてお伝えしてきました。

HSSには長所がたくさんあります。

その長所を生かせる適職に就くことができれば、楽しく働ける上に結果を出すこともできます。

この記事を参考にHSSの適職探しをしてみてくださいね。

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